昨日,子どもの権利委員会のイベントとして,委員会のメンバーと臨床心理士さんと一緒に千葉中学校を訪問し,出前授業をしてきました。
「自分の気持ちの上手な伝え方」「《調停役》になって問題解決をしてみよう」という2つのテーマ。
普段はたくさんの中学生と接することはなかなかない上に,初めての訪問授業ということでとても楽しみにしていました。
実際授業をしてみると,たくさんの生徒さんが積極的に発言してくれて,きちんと自分の意見を表現できることに感心し,私の中学生時代とは大違いだな・・・と反省するとともに,若いパワーをたくさんもらいました。
また,いつも説得役にまわる弁護士が,授業の中では逆に生徒さん達に説得される側にまわるという貴重な体験もでき,私も改めて気をつけたいなと学ぶところもあり,とても有意義な時間でした。
お互いに気持ちよく解決するためには,どういう言葉を選び,どのような説得をするべきなのか,また数字的な解決だけでなく,お互いの気持ちを尊重した解決がいかに大事か,ということを生徒さん達に少しでも伝えられていたら授業の意味があったかなと思います。