昨日は、千葉大の後藤弘子先生が主催している千葉少年問題研究会に出席してきました。
八街少年院の方からのご報告。
実際の少年院での処遇内容についてお話を伺いました。
と、こんな風に書くと、なんだか堅苦しく思われてしまいますが、
これが最高におもしろかったのです☆
所長クラスの方から、統計データや一般的なお話を伺う機会はこれまでもあったのですが、
現場の方から実際の処遇の様子や処遇に当たって意識していること、理論的アプローチなどを聞いたのは初めてでした。
正直なところ、少年院の「集団行動訓練」って・・・ドン引きだったのですが、
昨日の発表を聞いて認識を改めました。
認知行動療法やアンガーマネージメントなどのアプローチが意識されていて圧巻!
ちゃんと根拠に基づいて行われていたんですね。
少年たちにも納得がいくまで、どうしてこれをしなければならないのか理由をきちんと説明しているとのこと。
報告者から最後に・・・
との言葉。
素晴らしい姿勢だと思いました。
私も見習いたい。
少年司法というくくりで言えば、私たちは同じ業界にいるような気がするのだけれど、
実際のところは「隣は何をする人ぞ」
他機関が何をしているのか、どんなことを考えているのかを知る機会があるというのは本当に貴重なこと。
この研究会は主催して下さっている後藤先生には本当に本当に感謝です。